2003/7/1(火) 旅立ち

いよいよ念願だったアメリカ大陸横断ツーリングが始まる。
いつかはやってみたいとは思っていたものの、見知らぬ土地で、言葉も通じない、
そして危険な所というイメージがあるアメリカでのツーリングは、実現するとは思っていなかった。
だから夢だった。
しかし、ある人物との出会いがきっかけとなり実現する運びとなった。
今回のツーリングはルート66の始まりの町シカゴから終わりの町ロスアンゼルスまで九つの州を周る。
まずはChicago,ILLINOISのLake Shore.Dr とJackson.Drの交差点、ルート66の起点からFlagstaff,ARIZONAまで
ヒストリックルート66に沿って旅をする。
この道は1926年に誕生してからインターステートにその役目を代わるまで半世紀の間、アメリカの大動脈として、
東から西への主要な道路してありつづけた。今は正式な地図からはルート66は消えている。
この道は今も母なる道、マザーロードといわれている。
そこにはかって全盛期時代に栄えた町がインターステートにバイパスされ、いまも残っている。
このルート66沿いの町を訪れ、西部の大自然を味わい、終点のロスアンゼルスサンタモニカの海岸まで走る旅だ。
この旅は家族の理解と応援があって実現することとなった。
いよいよ出発の時がきた。
私の町から、関西空港まで、このフェリーを使うのが便利で安い。
フェリー乗り場にはツーリング仲間が見送りに来てくれた。
 船に乗り込み、部屋に荷物を置き、屋上のデッキに出た。
外は小雨が降っていた。私を見送りに来てくれた家族の車が見えた。
デッキの上の私に気づき、駆け寄って手を振っていた。
私は無事に日本に帰ることを誓った。
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