2003/7/5(土) Miami,Oklahoma〜Shamrock,TEXAS

朝6時にモーテルでパンとコーヒー、ジュースを食べて出発。
ここからOklahoma Cityまでオールドルート66を走ることにした。
Oklahomaとはインディアンの言葉で赤い大地という意味だ。ここは農場があり、牛がいて土の香がする。

AFTON, OK VINITA, OK

景色を楽しみながらゆっくりとクルーズする。
Catosaという町にかってこの道が栄えた頃のアトラクションが残っていた。Blue Whale Amusement Park,
石膏で作られた鯨の形をしたものに青くペンキで塗っただけのものだ。
今は閉じてしまって誰もいない。

Blue Whale Amusement Park,OK
池の中に青い鯨の乗り物がある

Tulsa、インディアンの言葉で「古い町」を通過する。ここはアールデコ建築が今も残っている。
TulsaからArcadiaまではルート66は大切に保存されここを走ればオールドルート66を味わえる。
11時半ごろArcadiaという町で昼食をとる。スペシャルスペアリブを食べた。

HILLBILLEE'S Arcadia, OK

この街はかって栄えたのであろう、廃墟となったガススタンド、レストランがそのままの姿で残っていた。
古きアメリカそのものだ、マザーロード、ルート66である。

Oklahoma Cityを過ぎ、Clintonという町のルート66Museumに立ち寄る。ここはアメリカで一番のオールドルート66の
Museumといわれている。アメリカ中のルート66の思い出の品を集めている。

ROUTE66 MUSEUM, CLINTON. OK

この街からインターステートにのる前に給油をする。アメリカでのガス給油の方法は、クレジットカードを認証させて、
給油をする方法と、先にデポジットといってお金をキャッシャーに預けておいて、給油後に清算する方法と
給油してから支払う方法がある。
ここではクレジットが使えなかったので、先に給油して現金で支払った。
キャッシャーには若い黒人の娘がいた。私は先に紙幣をわたし、コインケースを差し出した。
アメリカのコインはわかりにくいのだ。1セント、5セント、10セント、25セントがある。10セントより5セント硬貨が大きい。
そして25という日本ではなじみのない数字だ。
キャッシャーの娘はコインで一杯の私のコインケースを見て、「So cool !」 といい、「私がChangeしてあげる」と言って微
笑んだ。1セント硬貨を数えながら彼女は私のコインケースからとった。
再びI40で今日の宿泊地Shamrock,TEXASへ向かった。
5時頃宿に着いた。

ECONO LODGE SHAMROCK.TX
今日は早く着いたのでTシャツも洗濯し、軒下に干した。アメリカではサマータイムのためか夜9時ころまで陽がある。
ここでは携帯電話が使えず、部屋の電話もうまくつかえないのでフロントの婦人にかけ方を訊いた。
彼女がかけてもかからない。
そこへ別の客が来た。彼は日本語で話しかけてきた。佐世保基地にいたことがあるといっていた。
妻は日本人だといった。コーリングカードを買わないといけないと教えてくれた。
アメリカでの長距離電話はこのコーリングカードをあらかじめ買っておいて、オペレータにこのピンナンバーを告げると、
そのカードの料金分の電話がかけれるというシステムだ。モーテルの電話も街角の公衆電話もそうだ。
食事も兼ねて町に出かけた。
コーリングカードを買い、ピザを食べ帰って来た。一人の白髪の男性が声をかけて来た。なにかTシャツのことを言ってい
るみたいだ。私の干したTシャツが風で飛ばされたのを拾ってくれてたらしい。私のかどうかをきいていたのだ。
彼は妻と息子と車で旅行していると言った。クリントン大統領と同じアーカンサス生まれだと、誇らしげに言っていた。
陽気な人たちだった。

ECONO LODGE SHAMROCK.TX
部屋に戻っていると誰かがドアをたたいた。先ほど電話のかけ方を教えてくれた男の息子だった。
上手な日本語で、「何か困ったことがあったら言ってください。私たちは405号にいますから」と言ってくれた。
「日本語が上手だね、お母さんも来ているの?」と私がきくと彼は、母は死にました。母に日本語を習いましたと言って
いた。悪いことを訊いてしまった。

本日の総走行距離 402mile、643km
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