2011. 3. 5 坂本おひな街道
徳島県勝浦町坂本で地域の人達が空き家等に雛人形などを飾り付けています。
この時期だけの催しなので行ってみました。
片道160km、高速使って行くのもいいですが、山村だし、写真撮るにはカブが便利なのでカブで
出発。片道4時間往復8時間+2時間で日没までに帰りたいので7時出発です。
今回、写真が多いので少々重いかも。

R192いつものコンビニで休憩 天気はピーカン

前日までの寒波は今日は和らぐそうです。

でもこの時間は寒いです。
R192境目トンネルを抜けた所の電光掲示板は−2℃を示してました。
手足の先が冷たくて痛いくらいです。

いつものコンビニで休憩。
熱い缶コーヒーで指先を温めます。


わたくしの今度のナビは音楽を聴きながらナビができません。今日はミュージックプレーヤーとして
活躍しています。前のSONYのNV−2は音声出力2Wあったのでスピーカーでのナビ音声、音楽も
聞けました。ゴリラは1Wなのでヘルメットイヤホンで聞かなければいけませんが、音楽ソースの
レベルが低いと聞き取れません。フリーソフトのMP3GAINで一括で音量をUPしました。
いい感じで聞けるようになりましたが、ナビ音声は最大出力でも小さすぎて聞き取りにくいですね。
買い替えかな〜。同時にナビも使えないし。


ちょこっと吉野川堤防へ出てみました。すがすがしい天気です。

地図を開けて近道を見つけました。このルートだと距離は短縮出来ます。



R192〜県道20〜県道21

県道20号線です。至る所にかかしが、面白〜い。
 


ここは遍路ルートになるんですね。歩き遍路の方を結構見かけました。
 

 

 

 

ここからR438へ入ります。


ここから県道18号線で坂本の集落へ抜けれるはず.....。

延々と峡路を走ります。峠越えをする予定です。

えっ、まじですか?本当は通じてるんでしょ?ツーリングマップルでは二本線があったよ。

左へ抜けるルートがあったので上がってみました。

まだ道路脇には白いものが残ってますね。楽勝、カブで来て良かった♪〜



そしてT字路に差し掛かりました。右方も左方もこのとおり。濡れてるんじゃありませんよ。これ凍りついてるんです。
透明な氷です。歩くとつるつる滑ります。
 
オーマイガッシュ!なんてこった!時間短縮のはずがぁ〜。

「近道は遠回り。
 急ぐほどに
 足をとられる。」


ですよね。
あきらめて引き返すことに。これで1時間弱余分にかかることになっちゃいました。。



坂本おひな街道

県道33〜県道16へ遠回りしやっと目的地の坂本に。12時半頃になりました。予定では11時半頃
到着するはずだったのに.....。


道なりに進むと、人の群れが。地元の案内の人もいるのですぐわかります。
民家の軒先におひなさまが飾られています。地域の人達が協力して辺り一帯を飾り付けしています。
 
 

通行する車も姫路ナンバーだったり神戸ナンバーだったり、関西圏のナンバーをよく見かけました。
 
街道をぞろぞろ歩いています。わたくしはカブでうろうろ、道端に止めてパシャリ。

 

 

 

 

 

 

このトンネルを抜けて下る道をおりると森本家の座敷びながあるそうです。
大阪から来たおばちゃんが教えてくれました。
「私は毎年来てるから行けへんけど、初めてやったら行ったらええわ〜」



森本家座敷ひな

急な狭い坂道をどんどん下りていきます。皆様は歩きですがわたくしはカブ号でひょいひょいと脇を失礼。
森本家の家の前にカブを止め中に入って行くと塀にも雛人形が。


桃の花も咲いてます。
 

苔生した庭にはひな人形が様々な遊びを表現していました。
わたくしは男でございますから「可愛い〜」などと声はあげたりはいたしません。
 

 

 
歴史を感じさせる高級そうな漆器が展示されていたり、

 

 

 

琴を弾くものや、かるた遊び、
 

 

 

 

 
竹取り物語とテーマごとに展示されています。
古い家屋と雛人形がマッチしていました。


おひなさまの奥座敷 坂本ふれあいの里

森本家を後にして坂本ふれあいの里へ行きました。
ここは廃校になった小学校を宿泊所にしています。


そして体育館を利用して奥座敷としています。
 

色々な団体やサークルでテーマを持って雛人形を飾り付けていました。
 


帰路

この周辺には他にもひな人形にまつわる催しがあるのですが日が落ちるまでに帰りたいので帰路に。
帰りはすなおに県道16号で小松島まで出て、国道55号線にて徳島市内を通過してR192で帰るこ
とにしました。
坂本を出てすぐ県道16号線にあった中華そばやまもとへ入ってみました。


中に入ると3人のお客さん以外はがら〜ん。すぐわたくし一人になりました。カウンターの上には物が
積み上げられて用をなしていません。
「はずれかな?」
店のおばあちゃん、「何しますか?」
わたくし「中華そば」、「大盛り?」、「普通でお願いします」
まずかったら大盛りなんて喰えません。

あらら、意外と美味いのねん。スープも一滴も残さず平らげました。
店内には数十枚の金の納経札が額に入れて飾られていました。お遍路さんが立ち寄るお店なのね。

R55号線は結構混んで渋滞してましたがカブ号なら車線の間をすいすい楽勝でした。



終わり。

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