2010.10.17　小島要塞 瀬戸内の小さな島、小島（おしま）。ここには明治中期、日露戦争当時に築かれた要塞があります。 28センチ砲台跡、展望指令跡、赤レンガの弾薬庫、地下兵舎跡などが島の各所に点在しています。 当時の姿を大切に保存され、自由に観覧できます。 施設の詳しい説明は省きますね。とても詳しく掲載されているＨＰがありますので。 小島のルートは別画面で。 波止浜港 小島へのルートは、ここ波止浜から船で渡るか、しまなみ海道の馬島から船で渡るルートがあります。 船の時刻表はこちら。 波止浜港には駐車場と駐輪場があります。カブ号もここに駐輪。 朝8時の船に間に合うよう6時半に家を出ました。寒いくらいでした。途中道の駅湯の浦で、暖をとるべく あったかい缶コーヒを飲みました。 待合室に券売機がありますのでここで往復券380円を購入。 二輪も乗れるようですが、制限があるので船内販売となっています。 周囲３ｋｍ弱の島なのでバイクを持ち込んでも走るところはありません。 徒歩で周るのがお薦め。 今日の船は特別便だそうです。いつもは鉄船だといっていました。 高速艇のような綺麗な船でした。 乗客は釣客２、３人のみ。 この辺りは造船所がひしめきあって、船からの景色も壮観。でっかい船ばかり。 来島へ立ち寄り小島へ、わずか１０分の乗船です。来島海峡大橋が望めます。 気持ちいい。最高ですね。 もう小島に着いちゃいました。 小島 桟橋を渡ると左手に観光案内ＭＡＰがあります。左奥には真新しい休憩所がありました。 ＮＨＫドラマ、坂の上の雲の影響でしょうか。 波止浜港に観光マップが置いてあると思いましたがありませんでした。 インターネット等で地図を入手していったほうがいいです。 順路は南端の探照灯台跡から周るのがわかりやすいです。 休憩所の奥から海岸線を歩きます。 途中で右へ上がる石段があります。そこを上がると探照灯台跡への遊歩道です。 少し海岸線を歩いてみることにしました。 半島をぐるっと周ると海水浴場がありました。 シーズンも終え、誰も居ない海の家。 海の家から遊歩道へ入ります。探照灯台跡への道標がありました。 探照灯台跡 左の入り口から入り上を見上げるとこうです。 右の石段を上がると探照灯台跡です。 再び遊歩道を戻ります。至る所に蜘蛛の巣があるので、そこらで木の枝を見つけて振りながら歩いた方が いいです。 先ほどの海の家だ！ しばらく歩くと道標があります。道標はとても親切に多めに設置されているので迷うことはありません。 発電所跡 発電所跡がありました。 発電所内部です。中に入り自由に撮影できます。 後で気づきました。南部砲台跡へ行くのを忘れてました。 再び遊歩道を北へ歩きます。 弾薬庫跡 左側へ行くと弾薬庫跡です。 屋根はありませんが、赤煉瓦の壁は残っています。 先ほどの分岐点を右に行くと兵舎跡です。 農作業をしているお婆ちゃんがいました。兵舎跡はどこか尋ねると、ここだそうです。 今は畑になっていました。 再び遊歩道を北へ進みます。右側が開けて来島海峡大橋が見えて来ました。 中部砲台跡 丸い所が砲台の跡です。この２８センチ砲が日露戦争の時、乃木希典率いる苦戦の旅順の日本軍を勝利に 導いた大砲です。 外されて旅順攻略に使用されたそうです。 地下兵舎跡、左の急な石段を上ると司令塔跡です。上ってみました。 地下兵舎跡、将校地下室跡 椿の回廊を抜け北部砲台跡へ向かいます。 北部砲台跡 北部砲台跡　発電所跡 さらに北へ進みます。砲台跡、指令室跡があります。 爆撃演習の爆破跡などもあります。 ここの手前から右へ海岸沿いの道へ降ります。 集落の中を通り、桟橋に到着。 船の時間まで休憩所で休憩しました。 休憩所には当時の写真が掲示されていました。 そうこうしている内に船が来ました。 チャーター船でしょうか？多くの観光客が降りて来ました。 人がいないうちに周れてラッキー。 ８時発の船で来て１０時４５分に船で帰りました。１時間４５分もあれば十分見て回れます。 今日はコンデジとデジ一眼を持参しました。ある建物の中で暗いのでデジ一を三脚を使い２秒のセルフ タイマー使用、ノーフラッシュで撮影を試みましたが、何度やっても何も写りませんでした。 一瞬背筋がぞくっとしましたが、き、気のせいですよね。露出が上手く合わなかったんですよね。 それとも強い磁場があったのかなぁ。朝早かったので、要塞では誰にも遭いませんでした。 畑には農作業の人、海には釣り人はいましたけど．．．．。 平均燃費５０ｋｍ／Ｌ 走行距離約１００ｋｍ 戻る