2010.7.10 中山の千枚田 小豆島

久々の週末の晴れの予報です。先週計画していた中山の千枚田をやっと見に行くことが出来ました。
稲は成長して、もう青々している頃でしょう。田植えの時期ははずしましたが来年の下見も兼ねて
一度訪れてみることにしました。
朝一便のフェリーで小豆島へ渡ります。6時25分発に間に合わすため、4時過ぎに起床。
5時前に出発。昨夜は飲み会だったこともあり、準備に手間取り予定より遅い出発となりました。
ここも日本の棚田百選なのです。後、行ってみたいところは三重の丸山千枚田、能登の白米千枚田、
これは来年の楽しみにしておきましょう。油谷の千枚田もいいですね。ここは行ったことがありますが、
海が近くなので早朝に漁火とともに見れるのです。

今回の走行ルートをUPしました。衛星写真の左端の地図のアイコンをクリックすると走行ルートを
トレースします。

R32道の駅 滝宮

ノンストップで高松サンポート港まで向かうつもりでしたが、この時点で6時15分、第一便は
あきらめました。
確か、第二便は7時20分だったので、あせらず行くことにしました。
  
空はどんよりしてますが、涼しくていいですね。メッシュブルゾンの下は半袖Tシャツ一枚で冷えたので
ここで一枚着込みました。


高松市内

高松市内に着きました。フェリー乗り場近くのコンビニを探し朝食を購入しました。
アーケード入り口のローソンでした。
 


高松サンポート港

港に着いたら、とりあえず発券所に行きました。
土庄港につくつもりでしたが、別会社の池田行きフェリーなら6時50分にあるというので
これに乗船しました。ラッキー。
 



小豆島へ上陸〜中山の千枚田

池田港へ着いたら、すぐ中山の千枚田へ向かいます。先週は干潮が午前中だったので、エンジェルロードを
先に見るつもりでしたが、今日は午後3時20分が干潮なので帰りに寄ることにしています。エンジェル
ロードとは干潮時にだけ現れる道です。カップルに人気のスポットです。
何故ゆえおっさんが一人で行くかというと、カップルを見に行くのです。うそです。純粋に見たいだけです。
池田港からすぐ右折しR436を東へ進みます。すぐに県道252号線への分岐点があります。
そこを左折し山側へ進みます。
どこが千枚田なのかキョロキョロしながら走っていると小学校の校舎らしき建物から若い男女が
ぞろぞろと出て来ました。
小学校跡を宿泊所にでもしているみたいです。小豆島で合宿でもしているのでしょう。

しばらくするとこの道標がありました。「この先一帯千枚田」なんと不親切な、どこをどう行ったら
いいのか解りません。
でも、大丈夫。こんなときカブなら畦道だって上ります。どこでもUターンできます。人が歩ける道なら
階段以外は走れるのです。
  
 
 
しばらく畦道を上ってゆくと、湯船の水という看板にたどり着きました。
探索してみましょう。

 
 
 
 

さぬきの名水と書いてありますが、すくって飲む気にはなれませんでした。

 

再び畦道を下りて行きます。行きどまりだろうがなんだろうが、カブならどうにでもなります。

 
 
 
 
県道へ下りて来てしまいました。どこをどう見ればいいのだろうと、案内板らしきものを見ていると、


さっき農作業していたおじさんがカブでShinの後をついてきました。

Shinのカブの後ろにおじさんはカブを止めました。

後ろのカブのおじさんです。挨拶をして、千枚田を見に来た話をすると、どこをどう行けばよく

見れるか丁寧に教えてくれました。Shinのカブのナビを見て息子さんの話になり、大阪にいるんだと

か話してくれました。(息子さんがナビを買った話からそうなった)

そうこうしていると、道の向こうから、こっちに集まって下さいと、若い男女が声をかけています。

よくわからず後を付いてゆきました。



 
地元の人らしき人もどんどん集まってゆきます。

向こうに見える変な建物に。何が始まるのでしょうか。

 
 
みんな、この奇妙な物体に吸い込まれるように入ってゆきます。若い男女が多いので安心して入りました。

 
竹で作られた奇妙な建物に入ると、笑顔で「さあ皆さんお座りください。」と女性に勧められました。
真中にはステージの様な竹の間があり、その前に猪口のような器とお菓子が置かれていました。
何が始まるのでしょう。ヴァイオリンの様なものを弾いたり、笛を吹いたりし始めました。
大勢の人が中央の舞台らしきの周りに座りました。聞こえてくる会話が少し違うことに気づきました。
そうです。日本語ではありません。
香港と台湾からのボランティアの若者だそうです。先ほど見かけた小学校跡を宿舎にして1カ月前くらい
からこの竹の建物を作る手伝いに来ているそうです。Shinの隣の若者は香港から来たそうです。
日本語は喋れるかと聞くと、「ここに来る前に少し勉強しました。」でもうまく話がかみ合わないので
「英語は喋れるか?」と英語できくと「ひらがな解ります」と日本語で言うので、通じないときは
ノートにペンで書いて伝えました。
絵を学んでいて、大学生だそうです。これが終わると香港へ帰り、イギリスに留学するそうです。
ここで何があるかというと7月19日から10月31日まで瀬戸内国際芸術祭が行われるそうです。
芸術には縁遠いわたくしには、何?という感じでしたが、やっと理解できました。
そうです。これは作品なのでした。
地元の人たちの協力で5000本以上の竹が切り出されました。そして香港、台湾からの若者が1カ月
以上かかってこの建物を作り上げたのでした。
今日はそのお披露目だったのです。
 
台湾から来た王さんの挨拶が始まりました。王さんの作品だったわけですね。
猪口には台湾のお茶がそそがれ、台湾のお菓子を頂きました。
 
もっと皆さんとお話したかったのですが、わたくしの予定もありますので、音楽を聴いたあと撤収です。
あの楽器は馬頭琴というそうです。モンゴルの楽器だそうです。弾いている女性はモンゴリアンだそうです。
隣の香港からの女性が教えてくれました。
さっきの地元のおじさんが行っていた棚田への道へ上がってみることにしました。
 
 
 
まあ、変わり映えはしませんね。同じような写真ばかりなりましたね。

写真では解りませんが、この坂はかなりきついです。上る時後ろにひっくり返りそうな感覚でした。
カブの登坂能力を超えていました。両足でアシストしてようやく上れました。
下りる時がまた怖いです。スリップしないかドキドキしながらエンブレと後輪ブレーキと使いました。



道の駅 大阪城残石記念公園
中山の千枚田を後にして、県道26号線を大部港方面へ海岸線を走ることにしました。
途中にある大阪城残石記念公園で休憩しました。
   
途中で大きな観音様がありました。有料なのでパス。


 
県道26号線はこのように海沿いを走ります。

大阪城残石記念公園です。ベタな写真を一枚。
ここは石の資料館や農村舞台の復元、大阪城に使われた石の残石などが展示してありました。
石の運搬に使われた修羅や筏も再現展示してあります。
 
 
 
 

さてこれからどうするか思案中。ジョージアの缶コーヒーが30%増量になっていました。
ラッキー。でも缶コーヒーは190CCがちょうどいいですね。多すぎました。
エンジェルロードにはまだ早いし、寒霞渓にでも行ってみましょう。



美しの原公園 四方指展望台
県道26号線を大部港へ行きここから寒霞渓への道へ分岐します。
 
二車線ありますが結構くねくねの道です。
通る車はまったくなし。
県道27号線小豆島スカイラインへとの分岐です。

ここで美しの原高原(信州にも似た名前がありましたね)へ右へ取ります。


 
だんだんガスがかかって来ました。

とても涼しいです。


県道27号線から四方指展望台への道へ分岐しました。


 
あ〜ガスがかかっている。これでは展望は期待できませんね〜。


 
 
 
少しガスがはれて、下界が見えて来ました。よかった。




寒霞渓
再び県道27号線を分岐点まで戻り寒霞渓に行きました。
幾度と訪れていますので、さっと写真を撮って退散しました。
 
 

わっかを目指して瓦を投げます。

わっかに入ると願いが叶うとか。

おにいさん、一生懸命投げてますね。

寒霞渓の駐輪場です。右から進入し、直進で出れるようにしています。雨が降ってもいいようにテントも
設置しています。ありがたいですね。
今日は大阪からのグループが駐輪していました。

寒霞渓からは草壁港方面へ下りるわけですが、途中で星ヶ城と標識があったので行ってみましたが、
駐車場からは徒歩なので止めました。時間がありもっと涼しい時期にしましょう。
 
 
県道29号線を草壁港へ下ります。


こういう建物があるとついつい立ち止まってしまうんです。
そしてカメラを向けています。
 
 
 
いい感じにツタが絡まっていますね〜。

まだ時間が早いので二十四の瞳の岬の分教場へ行ってみましょう。



二十四の瞳 岬分教場
草壁港へ下りて県道436号を東へ向かいます。
次に県道28号を右折で南に進みます。
 
 

途中でいい感じの建物を見つけました。

マルキン醤油の建物でした。

いい雰囲気を出していますね。帰りに醤油ソフトを食べましょう。


 
海岸線をしばらく走ります。

 
  

岬の分教場がありました。以前も来たことがあります。

中を見るのはもういいかなと思い写真を撮ってると、中から「どうぞこちらへ」と言われたので

そのまま入ってしまいました。

映画ロケ地とセットで790円、ここだけなら200円というので200円を支払いここだけ見ることに。



 
  
 
 
 
 
 
二人掛けの木の机と椅子、懐かしいですね。あっ年がばれてしまうってもうばれてますね。
ここから800mほど先に行くと映画のロケ地があります。

 
ここは通過です。
これから土庄へ向かいますが、先ほどの醤油ソフトを食べてみましょう。


マルキン 醤油ソフト
この辺りは醤油工場がいくつかあるようです。
 
 
 
 
いい感じの建物ですね。タケサン、ヤマサ、サカイ、マルキン醤油です。

 
みなさん食べていますね。より甘さを引き出すための隠し味といったところですね。
辺りの醤油の匂いが強すぎて、ソフトの香りかどうかが解りませんでした。


食堂 マルセ
このままエンジェルロードに行くか、食事、土淵海峡へ行くか迷いましたが、まだ1時過ぎなので
食事をしてから土淵海峡、エンジェルロードとしました。
土庄港近くにある食堂マルセ。
 
 
島自慢定食、680円。キャッチフレーズに心が動きました。
とれたての刺身、小豆島の手延べソーメン、佃煮。
刺身もソーメンも普通に美味しかったです。やっぱり醤油はマルキンなのね。東マルとかだったら
面白かったのに。

世界一狭い海峡 土淵海峡
ちゃんとギネスにも登録されているそうです。
役場で横断証明ももらえます。100円ですけど。
 
川の様ですが、れっきとした海狭なのです。

ということはここは海なのねん。


 
役場の可愛い(は余分でしたね)職員さんが手渡してくれました。「どちらからお来しですか?」
「愛媛です。」

天使の道 エンジェルロード
本日の最終の目的地です。潮見表で午後3時20分が干潮です。
あまり潮が引きすぎてもダメなので1時間20分くらい前の二時を目安に訪れずれましたが....。
ガ〜ン。陸地になってるやん。夕方まで待つ気力はありません。仕方がないのでパラパラと撮影して
退散しました。
  

展望台へ上がる気力もなし。

 

ふむ、ふむ、ここでこのような札を買うのですね。

そしてハートマークやあいあい傘を書いたり....。

おばさん目線で見ていました。

若いもんははええの〜。じいさんになってしまいました。


 
 
 
 
 
 
どうですか、若返った気持ちになりましたか?おやじ一人で来るのにこんなに不釣り合いな場所は
ありませんでした。

離島
午後2時50分のフェリーに乗れました。
船内では高いびきです。

 
高松サンポートが見えて来ました。



余談になりますが、昨日の午後2時前後の潮位は−90cm程度だったと思われます。
この潮位ではエンジェルロードは陸化していしまいした。エンジェルロードの地盤高は波に
洗われたりして変化するものと思われますが、満潮の時に水没するので0m前後から50cm前後
ではないかと思います。
本日なら午前中の小潮がよかったですね。この時間では泊まりでないと来れませんが。
昼前から状況を見ながらいいタイミングをはかればよかったと思います。
次回は夕日が沈むエンジェルロードを見たいですね。



平均燃費50km/L
本日の走行距離280km
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