2004.7. 9〜17 北海道ツーリング

とりあえずUP!ぼちぼち修正してゆきます。
写した写真は200枚を超えました。全ての写真はこちら



だいたいですがこんな感じに周りました。
第一日目
自宅を18時半頃出発。間際まで仕事のトラブルでドタバタしてました。
フェリーの時間があるので、「もう帰っていいぞ」との暖かいお言葉にあまえて
帰らせてもらいました。感謝、感激。
この穴埋めはどこかでどこかでするぞ!
夕方からの雷雨もおさまり、新居浜ICから舞鶴西まで約370kmを、途中2箇所で休憩して
走り、23時に舞鶴港に到着。
3350円の瀬戸大橋通行料金+4850円の高速料金=8200円
フェリー代 往復33800円 (750cc以上)
本日のガソリン代1785円



舞鶴港

すぐに乗船手続きをして乗り込みました。
新日本海フェリー、舞鶴発10日 0:30 小樽着10日 20:30分
7月からの新造船により10時間も短縮されました。

第二日目

10日の日本海、どんよりしてました。向こうに見えるのが
新日本海フェリーの舞鶴行き。
フェリーで同じ部屋だった東予市からのハーレーサイドカーのライダーは
75歳で北海道8回目のベテランでした。
奥さんをサイドカーに乗せての北海道です。
小樽に着いてからは彼らと小樽に泊まることにしたのですが
下船の時、隣に居た岡山からの二人連れが天塩の鏡沼海浜公園のライダーハウス
に行く(小樽から300km程度の距離)と言うので、一緒についてゆくことにしました。
急いで準備をしたので、ブーツカバーを着けていなかったのですが
北に進むに連れて雨足が強くなり、おまけにトラックの水しぶきをあおり
ブーツはびしょ濡れ。市街地を抜け海岸線をどんどん走り出し、
Shinのバイクは危うくガス欠手前で、公衆トイレに逃げ込み、ここで一夜を
明かしました。不幸中の幸いで、身障者トイレのオムツ交換ベッドで、足を半分出して寝ました。

寒かったけど雨をしのいで夜をすごせました。
宿泊代 0円

第三日目
昨日からの雨もあがりGSを探して走り出しました。
1軒目のGSで開店を待っていましたが一向に開かない。
そのうち洗車に来た人に聞くと、日曜は休みのところがおおいの事。
留萌に行けば開いているところがあると言うので留萌に行きました。

留萌のコンビニで会った東京からのライダー。
新潟からのフェリーで今朝、小樽に着いてここまで走ってきたとのこと。
お互い寒かったねぇとねぎらいました。

ここから宗谷までは日本海を眺めて走る快適ルートです。
天気も次第に回復して青空が見え出しました。
天塩から稚内までのサロベツ原野走るオロロンラインは有名です。
天気がよければ利尻島の利尻富士が拝めるのですが、今日は利尻には
雲がかかっており、ほんの少しの間、利尻富士が見えただけでした。

オロロンラインから
利尻島を望む。
オロロンライン 北緯45度線

お昼頃、野寒布岬に到着。サハリンは見えず。

この頃は空も曇り、寒さが増していました。

大阪からのライダーです。天気が悪いためこの近くのライダーハウスで数日間、過ごしているそうです。

bmさんお勧めの稚内駅横のラーメンたからや
塩ラーメン大盛。うまかった〜。


宗谷丘稜
bmさんおすすめ。ダートを走り抜けて来ました。
残念ながら悪天候のため、樺太、利尻島は見えませんでした。

最北端 宗谷岬
ここで間宮食堂で帆立ラーメンを食べるはずだったのですが、
腹もすいてないのと、寒くてとにかく、南へ進みました。
オホーツク海側の海岸は霧がかかっておりとても寒くて、とにかく走り続けました。
クッチャロ湖からR275を名寄方面へ走りました。

オホーツク海側の北緯45度地点。

夕方頃中頓別町という町につき、コンビニで聞いた、ライダーハウス北緯45度ミツバチ村へ到着。
ここは無料です。昔カーリング場だった建物の土間にビール箱をおき、その上にコンパネを敷き
その上で寝ます。
今日の宿泊者は13人。 ミツバチ村のおきて
様々な人種の集まりで楽しい夜を過ごせました。
ガソリン代 2976円
宿泊代 0円



第四日目
今日は名寄市のGL1500のT氏と会うことになっているので、
朝6時半に宿を出発。今日も寒くて雨合羽を着用。

T氏と合流し、名寄を案内してもらい、再会を喜びました。
T氏はShinがアメリカをツーリングする動機になった人物です。
3年後にはまたアメリカ大陸横断をすると言っていました。


T氏宅前で

塩狩峠までT氏と走りそこからShinはR39を層雲峡へと向かいました。
ホテルは目に付いたもの層雲峡を通り越してしまい、国道に沿いにある二つの滝を見ました。
銀河の滝 流星の滝

そこからR273糠平国道へと入りました。
途中にある三国峠

生憎の天気でした。残念。

糠平国道の見所はここ。
高架の国道を走り抜けます。 白樺の森を抜けます。

糠平温泉を抜けて10km程度のところにあるライダーハウスTEEPEE。

今日はここに泊まることにしました。
寒くてテント泊なんて出来ません。
ここではストーブが必要でした。
約15km南の上士幌町にある町営温泉にはいり
宿に戻って食事。ここは携帯も圏外。街灯もなくとても寒くて外へ出る気がしませんでした。


今日は泊り客はShin一人きり。
この宿で手作りピザと、ナンを食べました。
主人いわく、明日は道東は低温注意報が出てるよ、襟裳も濃霧だとさ。
この寒さではとても行く気になれません。
明日は予定を変更して、富良野、美瑛そしてbmさんの住む岩見沢に行くことにしました。
ガソリン代 1282円
宿泊代 1000円



第五日目
延々と続く農業地帯、行けども行けども同じ風景。狐にだまされたみたいでした。
いつまでたっても目的の交差点にたどり着けません。
北海道の地図は縮尺が違うから感が狂います。20km近くも直線が続いたりします。


富良野へ向かうにはここR38号狩勝峠を抜けます。
朝からいたるところでこのような濃霧です。

狩勝峠
この峠を降りると天気も回復してきました。
富良野への途中にほろまい駅(幾寅駅)がありました。
あの映画、鉄道員の舞台になった駅です。
近くにはセットに使われた、建物が残されています。
ホームも映画で見たものでした。
ほろまい駅 駅のホーム

富良野に着くと気温もあがり暖かくて、Tシャツになりました。
観光バスや車が多くなってきます。



富田ファーム

富良野から十勝岳に向かました。望岳台への途中にある吹上露天の湯へ入りました。
無料露天風呂

女性が見に来ましたがこの光景をみて去って行きました。残念、無念。
望岳台

残念ながら曇っているので、十勝岳山頂は見えませんでした。
ここから美瑛へ行く途中にあるbmさんお勧めの模範牧場へ行くつもりでしたが
道に間違えそのまま美瑛へ。

マイルドセブンの丘 岳陵地帯が続く
ケンとメリーの木とかどこかで見たような風景が見れます。
でも観光客が多くて、自分だけの写真を撮るのはかなり難しいです。
ここから旭川まで走り高速で岩見沢のbmさん宅に向かいました。
岩見沢温泉に入りbmさんちへ。

本当のジンギスカンをご馳走してくれました。
○○ビール園とは違います。
赤身の柔らかい肉です。幾らでも食べれそうです。もちろん臭みなんかありません。
うに、毛蟹もごちそうになりました。
その上泊めていただきました。一宿一飯の恩義は忘れません♪
ガソリン代 2538円
高速料金2100円
宿泊代 0円


第五日目
朝食に食べたホッケのうまいこと。肉厚もあり大きい。しじみ汁もうまかったです。


記念に写真を撮りました。
bmさんエンフィールドの他、ディグリー、SR500、X4、CB750Kも持っています。
bmさんとお別れをした後、夕張へ向かいました。
昔、炭鉱で栄えた町。あの幸福の黄色いハンカチの舞台となった場所です。


bmさんお勧めのラーメンのんき

北緯45度ミツバチ村で一緒にとっまた東京からのセローのライダーと夕張で偶然会いご一緒しました。
のんきのおばあちゃんから炭鉱が栄えた頃の話しを聞きました。
12万人も居たそうです。小学校も1クラス60人の12クラスで、一番肩、二番肩と分かれていたそうです。
のんきのおばあちゃんは三代目でこのラーメン屋を営んでいます。
このおばーちゃんが動けなくなったらこの味も味わえなくなるんしょうね。
夕張を後に、支笏湖へ向かいました。
千歳へむかうR274にある千鳥ヶ滝。レンガつくりの発電所もありました。
岩の層が見える 発電所
千歳市を抜けて支笏湖へ。
支笏湖 水が透き通ってる
支笏湖から洞爺湖へのR276からは樽前山が見えるんだけど今回は曇りで見えませんでした。
途中にある蝶渓温泉に川岸にある無料露天風呂あるというので探すが見つかりませんでした。
幾度か辺りを行ったり来たりして探したのですが残念ながら見つけられずあきらめて洞爺湖へ。
今日はここにテントを張るつもり♪
時間があるので、地球岬(室蘭)まで走りました。
白鳥大橋の向こうはガスがかかり何も見えない〜。
気温も17℃。寒い。でも地球岬へ行ってみました。
御覧の通り海なんか見えませんでした。これまた残念。
地球岬 帰りの道で少し
海が見えた。

あまりの寒さに洞爺湖へ向かってまっしぐらで帰りました。
少し室蘭の街も見たかったのですが......。

夜7時にテント張り完了。
コンビニでビールと弁当を買い夕食。曇りのため夜空の星は期待できないかな。
少し気持ちよくなって眠ってしまいました。外では花火の音。ロングラン花火と言って
夏の間毎日花火を打ち上げているらしい。
見たかったのですがテントの中で夢見ごこちでした。
ガソリン代 2499円
宿泊代 500円


第六日目

朝起きるとピーカンの青空。

テントから洞爺湖を望む。

洞爺湖南西にある西山火山群。
ここには有珠山の噴火によって壊された町がいまもそのままで残ってます。
壊れた家屋、道路、取り残された自動車などが今もその当時のすごさを伝えていました。


次に積丹半島に向かいルート66ならず県道66号線を走りました。
標高1898mの羊蹄山が見えます。

この道はあのスキー場で有名なニセコを通り過ぎます。
峠を過ぎて岩内に着き、ここからR229積丹半島を走りました。

神威岬
お天気も回復しこのとおりの綺麗な空と海。
断崖絶壁の海岸線を走りたどり着いた岬は最高の景色。
歩くこと20分で岬先端にたどり着く。
次に積丹岬へ行きました。

積丹岬
ここで会った大阪からのライダー
まずは彼女達。1ヶ月間旅しています。北海道で仕事を見つけてこちらで暮らす事になったそうです。


彼も大阪からのライダーです。

後でフェリーでも一緒になりました。カスタムショップで働いていて、
このGPZ1100がロードライダーの8月号に載ると言っていました。
夕方4時過ぎに小樽に到着。まずは赤レンガの倉庫街へ行ってみました。


続いて石原裕次郎記念館

入場料が高いのでパス。


ここには自衛隊の船も留まってました。
小樽運河食堂

ここのラーメン街で池袋大勝軒でモリそばを食べました。
スープとめんが別々でそばのようにスープにつけて食べます。
これが結構いけます。
10時30分、無事フェリーに乗り込みおやすみなさ〜い。
ガソリン代 2141円

第七日目
フェリーで会った
ライダー達。
真中の彼は野寒布
岬で会ったライダー
彼女はリード100
で神戸から北海道
にツーリングへ来て
ました。すごい〜。
野寒布であった
大阪からのライダー

第八日目
舞鶴に着いてから高速を使って新居浜まで帰りました。
山陽道までは雷雨のせいで道路はびしょびしょ。
トラックの水しぶきで前が見えにくい状態が続きました。
途中から道路も乾き、視界もよくなり、眠気と戦いながら家に着いたのは1時過ぎ。

今回の北海道ツーリングは天気には恵まれない日が多く寒い日が続きました。
どこで聞いてもいつもこんなに寒くないとの事。
ここ何日かが寒かったようです。
北海道らしい景色には恵まれなかったけど、多くの人たちと出会い、貴重な経験をしました。
みんな北海道に何かを探しにきてるんだなぁ。
3350円の瀬戸大橋通行料金+4850円の高速料金=8200円
ガソリン代 1308円

TOTAL
フェリー代  33800円
通行料金  18500円
ガソリン代 15529円
宿泊代     1500円
        合 計  67929円+他食事代等
総走行距離 2500km


おまけ
これはホクレンのGSでくれます。
ちなみにホクレンとは農協の事。
青が道北、黄色が道南でもらえます。
Shinは道東、上士幌のホクレンにも行って給油したのですが
そこは旗をおいてませんでした。三色揃えば完璧だったのですが、残念。
道東は緑です。
北海道を走るときはこれを目立つところにかざして走ります。

服装
これについては肌身で感じました。
北海道の気温は日によって大変差があるそうです。
ベテランライダーは冬の支度も持って来ています。
薄手でもセーターは必ず持ってきたほうが良いです。
インナーは汗をかいても、速乾性がある素材のものが良いそうです。
特に登山用の下着とかが良いと言っていました。
出来ればブルゾンも秋冬ものがあればいいかも。
内陸は比較的気温が高いのですが、オホーツク海側、太平洋側
は寒流なので気温が低い時があります。

ガソリンスタンド
これも身をもって経験しました。
都市部以外は夜間遅くは開いていないと思ったほうが良いです。
昼間でも日曜日は閉まっているところが多いです。
そして、数は多くはありません。早め早めに給油するようにしましょう。

速度取締り
オービスがありますが、レーダー探知機では間際でないと反応しません。
反応した時はすでに手遅れです。
レーダーはスポットで電波を出してるようです。
何度かレーダー取締りに遭遇しましたが、瞬間的に反応するだけです。
そして市街地に入る手前の速度表示が変わるところで取締りを行っている
ケースが多いらしいです。
レーダー探知機は当てにしないで、先頭を走らないこと、地元の車がスピードを
落としたら要注意です。
走れるところでは、地元車は100km/hを超えて走っています。
特にトラックの後ろを走るのが安全なような気がします。

注意:個人的な感想を書いていますので悪しからず。
戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送